車両長期使用に伴う ロアボールジョイントのガタつきに要注意!!
少し話が脱線しますが、2021年日本人男性平均寿命81.47歳 日本人女性平均寿命87.57歳です。(厚生労働省調べ)
年々高齢化が進んでいます。
自動車にも高齢化の流れがあります。
(国土交通省調べ)
2021年度乗用車(軽自動車除く)平均車歴13.87年
35年前の平成元年を見てみましょう⇒1989年(軽乗用車除く)10.35年でした 35年で約3年5か月も自動車も長寿化しました!!
自動車高齢化の背景には部品の精度が上がり、以前よりも重整備の必要性が無くなった
(大きなお金の掛かる修理が少なくなったため買い替え控え)等もあると思います。
ですが、自動車を安心して安全に長く使用するには、定期的な点検が欠かせませんよ!!今回はある事例をご紹介します!!
マツダCX-5 KEE2FW 平成26年登録車 走行距離75,000Km
足回りより異音がすると事でご入庫⇓
車輌を調べるとロアアームのボールジョイントブーツが破れ、ジョイント部に『がたつき』がありました。このロアボールジョイントは走行中外れると多変危険な部品です!!
⇑CX-5のボールジョイント状態
最悪の場合の事故(当社お客様のクラウンマジェスタ駐車場でロアボールジョイントが外れ突然走行不能に)⇓
※ロアボールジョイントが外れるとタイヤが、とんでもい方向を向いてしまい、舵取り出来ない状態になります。こうなると制御不能です↓↓最悪の場合事故につながる恐れがあり大変危険です!!
お客様にご確認いただき、今回は新品部品で左右交換しました。↓
定期的な点検、適切な整備が『安心』『安全』『快適』なカーライフへ繋がります。
皆様も定期的な点検と、運転の際いつもと何か違う気がする??等は早めの点検を心がけてくださいね!!